最近、NBA選手が高額な年俸を得てるって聞くけど、アメリカと日本の税制ってどう違うんだろう？
いい質問だね！実は、アメリカと日本ではかなり税制が違うんだよ。まず、所得税の仕組みが異なる。アメリカでは連邦所得税があって、最高税率は37％。でも、そこに住んでいる州によって州所得税が追加されるんだ。例えば、カリフォルニアでは最大13.3％かかるけど、フロリダやテキサスみたいに州所得税がゼロのところもあるんだよ。
へぇ、住む州でそんなに違うんだ！じゃあ、NBA選手がフロリダに住んでたらお得ってこと？
そうそう！だから、税金対策で州を選ぶ選手も多いんだよ。
でも、注意が必要なのは、試合で他の州に行くと、その州で得た収入に対して税金がかかるんだ。
じゃあ、他の州で試合するたびに税金払うってこと？それは大変だね。
そうなんだよ。だからNBA選手は、試合をする州ごとに税務申告が必要になるケースが多いんだ。一方、日本は税制がシンプルで、全国一律の住民税が10％で、所得税は最高45％。つまり、収入が増えると最大55％が税金で持っていかれるんだ。
日本は全国同じなんだね。でも、55％は高いね。
そうなんだ。例えば、もし日本人NBA選手がアメリカでプレーしている場合、アメリカで税金を払うんだけど、日本でも収入があると税務申告が必要になるんだ。そこで使えるのが「外国税額控除」で、アメリカで払った税金を日本で控除できる仕組みがあるんだよ。
なるほど、二重課税を防ぐための仕組みか。でもそれってややこしそう。
そうだね、だからプロの税理士のサポートが必須になるよ。NBA選手のような国際的に活動する人にとって、税制の違いを理解して対策を取ることは本当に大事なんだ。
なんだか税金って複雑だけど、アメリカと日本でかなり違うことがよくわかったよ。NBA選手がどこに住むかも、税金の面で考えて決めてるって面白いね！
そうだね。税制の違いを知ると、スポーツ選手の「裏側」が見えてくるよね！